アロマラント通信20157月号


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4 アロマのドイツ語2:単語が長い

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アロマのドイツ語2:単語が長い


-oelが付いてOrangeがOrangenoelになる事を前回勉強しました。変だなと思われたあなた、英語が出来ますね!素晴らしい。そうです、ドイツ語はオレンジとオイルをくっ付けて一語にしてしまうのです。英語ならorange oil, lavender oilと二語になるところですが、ドイツ語はくっ付けて一語にしてしまいます。言葉どうしのくっ付く力、粘着力がひどく強いのです。これは日本語も同じですから、我々には返って馴染めますね。「抗菌抗紫外線夏向きスキンケア化粧品セール」などと聞くと、一体幾つの単語から成っているのか目眩がしますが、日本人はこの長い合成語を平気で使いこなしています。

話は跳びますがドイツ語や日本語の反対に、粘着力が弱く、単語どうしがなかなかくっ付かない代表がフランス語です。上の「抗菌...........」などは律儀に一つ一つの単語を前置詞で繋ぐので、どんな前置詞を使ったら良いやら分からず、日本人は迷ってしまいますが、きっとフランス語を習うドイツ人も迷うのでしょうね。ちなみにフランス語ではorange oilはhuile d'orange, lavender oilはhuile de lavandeとなります。ドイツ語は一語で済むところを英語は二語フランス語は三語も必要とする訳です。うん、ドイツ語も日本語も効率が良い!


ラベル右脇に採油方法が記してありますが、一番多いのが水蒸気蒸留法。ドイツ語では日本語と同じに一語ですからWasserdampfdestilliationと書いてあります。Wasserは英語のウォーター、Dampfはスチーム(蒸気)、Destilliationは蒸溜です。長いですね、この単語!


今日の勉強:ドイツ語は単語どうしの粘着力が強く、長い言葉を作り易い。日本語と似ています。

(深谷)

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