【アロマラント通信20201月号】


INDEX

お知らせ:「商品発送元について」

1.  アロマコラム:精油の抗ウィルス作用について

2.オーストリア雑談:「ウィーンとパリ」続き(深谷記事)

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今年の関東地方は暖かい1年のスタートとなりましたが、昨日辺りから冷えてきましたね。皆様お元気でしょうか。

新型コロナウィルスによる肺炎のニュースが毎日新しい情報とともに報道されています。ちょうど春節も迎え、なるべく外出は避けたいところですが、なかなかそうもいかない。やはり予防を徹底的にするしかないと今まで以上に意識している方も多いのではないでしょうか。今回のアロマコラムは、精油の抗ウィルス作用について少しご紹介します。 

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お知らせ:商品発送元について

今月20日より、アロマラント・センソレオ・ヨフィール精油の発送元が変わりました。「深谷商店ヨコハマデポ」として商品管理、発送を行います。

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1.     アロマコラム:精油の抗ウィルス作用と使用例

皆さんご存知のとおり、精油には様々な薬理作用があります。また一つの精油は複数の薬理作用を持っています。今日は今気になる抗ウィルス作用について紹介します。


抗ウィルス作用は、ウィルスの繁殖を防ぐ作用、ということになります。ウィルスにも色々な形態があるので、精油の「抗ウィルス作用」が全てのウィルスに対して効果があるかというと、効果があるものと効果が少ないものがあります。

精油がどうウィルスに対して効果を発揮するかというと、ウィルスにはエンベロープという膜があり、その膜に精油が吸着することによりその宿主細胞への侵入を防ぎます。国立感染症研究所のデータによるとコロナウィルスは脂質二重膜構造のエンベロープがあり、その中にNucleocapsid(ウィルスのゲノムとそれを包む蛋白)があります。コロナウィルスも精油の抗ウィルス作用が発揮されるウィルスといえそうです。感染初期に精油を使うことは効果的だと想像できますね。


【抗ウィルス作用のある精油】


【使用例】

上記の精油を1種または2種ほどブレンドしたアロマスプレーを少し高めの濃度で作り、マスクに毎回噴射してから装着します。ミストを作る時間がない場合は、精油を直接マスクに1滴垂らして使用することもできます。ただ、アロマスプレーの方がマスク全体に噴射することができるためより効果的です。

アロマスプレーは、マスク用として通常のアロマスプレーよりも濃度を高くしても良いです。また、マスクに噴射するので少し無水エタノール(アルコール)を多めにするのも良いでしょう。

では、マスクの内側と外側どちらにスプレーを噴射するかというと、外側の方がお勧めです。内側ですと直接皮膚に触れることもあり刺激が強く感じることも。私の失敗談ですが、マスク内側外側両方に5〜6回スプレーを吹きかけたところ、マスクをした途端にむせていました😅 エタノール量も少し多め、濃度も少し高めだったのですが、やりすぎはよくありません。スプレーも1回吹きかける程度で充分です。

一番簡単で確実な予防方法のマスク装着、うがい、手洗いに自宅にある精油を少し使ってみると、予防も楽しくなりますのでぜひ!

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【オーストリア雑談】ウィーンとパリ(続き)

パリとウイーンのカフェについて続けます。パリ風のカフェについては銀座の泰明小学校正門前にあるオ・バカナル Aux Baccanalsを始め各地に見受けられるようになりましたがウイーン風カフェハウスは殆ど見つかりません。そこで情報を一つ。

三越日本橋店の本館の方、たしか2階か3階だと記憶しているのですが、カフェウイーンという店があります。ウイーンから家具調度類を手配したというだけあって内装、食器、そして雰囲気がウイーン風なのです。これでドイツ語の新聞数紙が図書館式にフォルダーに挟まれて置いてあればまさにウイーンです。ザッハトルテを味わえるのも嬉しいですね。小ぶりなのが残念ですが味の方は保証できます。但しお昼のランチはいけません。ウイーン同様ケーキとコーヒーだけを楽しみましょう。ついでに言えばこのお店はいつも混んでいて、順番待ちのお客用に椅子が用意されているほどです。開店すぐの10時ごろをお勧めします。


パリのカフェの多くは奥がブラッスリーになっていてかなりしっかりした食事も取れますが、ウイーンのはケーキと飲み物なのが日本と同じです。

パリのお客さんは半分以上が一番安いエクスプレスを注文しています。ドリップやサイフォンに比べて抽出時間が短いのでこの名前が付きました。辞書には急速抽出カフェが訳語に当てられています。急ぎの意味で鉄道の急行と同じエクスプレスです。日本のイタリア風エスプレッソより味は薄めですが分量は多く、角砂糖を1~3個入れてミルクなど無しにちびりちびりと飲んで時間を潰します。コーヒーを楽しむというより読書やお喋りの場所借り賃として飲み物を頼んだという格好です。


ウイーンの一番のパリとの違いはコーヒーと一緒に頼まなくてもお水が出てくることです。ミネラルウオーターは有料ですが、この水は水道水なので無料。頼んだ飲み物やケーキと一緒にこの水が楕円形の銀盆に載っかっています。今はステンレスのお盆です。これも変な話で沢山載せるには四角いお盆が無駄なく良いのにわざわざ無駄な楕円形にしています。そう言えばカフェ内部の椅子テーブルの配置も無駄が多くパリ風の隙間なくぎっちり丸テーブルが並ぶ格好とは違います。何事もおっとりして見えて値段が高くても納得のいく店内模様です。飲み物はエクスプレス一本槍のパリとは違いカフェラテが多い様に見えました。これはフランス語でカフェクレーム、ウイーン語だとメランジュですが、何のことはないmélange(フランス語で混ぜ物の意味)なのが面白く思えました。

(深谷)

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