アロマラント通信20158月号


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4 アロマのドイツ語3:英語とまるで違う場合

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アロマのドイツ語3:英語とまるで違う場合


ドイツ語が英語と似ている様で違う所も多少有り、という話をして来ました。

精油名にもGrapefruit, Orange, Vetiverといった英語と全く同じ第1グループが有り、多少違うが勘を働かせれば分かるLavendel, Rosmarin, Rosenholz,Teebaumといった第2グループも有ります。ロスマリンはローズマリーと似てますね。クライスラー作曲のバイオリン小品『美しきロスマリン』が有名ですから女性の名前でもあります。


バウムはバウムクーヘンが木の年輪模様であることに気付けば分かりますし、Baumバウムが英語のtreeに、Holzホルツが英語のwoodに対応しているのにも気付いて下さい。「ははあ、Cedernholzにもホルツが出て来たな、英語だとシダーウッドだから、ローズホルツとシダーホルツの共通部分ホルツにピッタリな英単語はウッドだ!」こんな調子です。

こうして類似点を見つけ出し、自分で理屈を作って行くのが外国語学習の面白さでありこつでもあります。発見能力の鈍い人は早いうちに諦めた方が良いと思いますよ。ご安心下さい、語学などを越える他の才能が必ず見つかりますよ。

精油名称の弟2グループで勘良く英語名にたどり着ける方は外国語習得が楽な筈です。お目出度うございました!


ついでに言いますと、英語はドイツ語などのゲルマン系言語やフランス語などのラテン系言語の双方に繋がりがありますから、どちらを学ぶ際にも役立って便利です。これは世界史で勉強した筈ですが、ノルマンディー公ウィリアムが英国を征服し、以来数世紀に渡って上流階級はフランス語、庶民はゲルマン語と二言語が平行して使われて来た歴史に由来します。現代英語は骨格部分がドイツ語と同じ、皮膚など外装部分がフランス語と同じ、という妙な姿をしていますが、それだけに繋がりが多く便利なのです。


さて精油名称弟3グループというのが有り、これは英語とは結びつかない。覚えるしかありません。どんなものにも例外は有りますからね。申し訳有りませんが以下の名前は例外とお考え下さい。


297 ヨーロッパ赤松/キーファー Kiefernadel

280 カーリーミント/縮緬薄荷 Krauseminze

193 ハイマツ 這い松 Latschenkiefer

257 クラリセージ Muskatellersablei

137 チョウジ/クローヴ Nelke hell

219 ニュウコウ 乳香/フランキセンス Olibanum

240 ペパー・ブラック Pfeffer Schwarz

189 サルビア/セージ Salbei

264 ジュニパーベリー Wachholderbeer

139 シナモン葉 Zimtblaetter 

502 アーモンド甘 100ml Mandel suess

(深谷)

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