■INDEX

1.ご挨拶【ドイツフェスティバルにて】

2.ローズウッド精油とその代替品について

3.ドイツ訪問記㈬【ヴュルツブルクからウィーンまで】雪江奈津代

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1. ご挨拶

【ドイツフェスティバルにて】

こんにちは、アロマラントドイツの雪江です。

立冬を過ぎ、暦の上では冬となりました。

皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。


先日、都立青山公園で行われましたドイツフェスティバルに行って参りました。

長谷川弘江先生のワークショップ「ヒルデガルドの家庭でできるドイツ自然療法」、長谷川先生のヒルデガルド愛に溢れるお話、あっという間の1時間半でした。

最後の「香りの栞作り」の実習では、アロマラント精油を使って作成。

アロマラント社の精油は通販のみのお取り扱いですので、今回のようなイベントは実際に色々な精油を手にしていただく良い機会でした。

参加者の皆さまにはお好きな香りを選んでいただいたのですが、「香りを確かめ選ぶこと=自分の感覚と向き合う」ように、皆さま真剣に選ばれていました。

五感を癒す自然療法の中での嗅覚の役割、精油の素晴らしさを体感できる素敵な時間。

少しのヒントで感覚が広がり選ぶ精油がはっきりしていく過程、私も皆さまの素敵な時間のお手伝いができ、感謝しています。

会場まで足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました。


2. ローズウッド精油(Aniba rosaeododra)について

クスノキ科の常緑高木でブラジル産が有名なローズウッド。現在このローズウッド精油はその原料がワシントン条約で商取引が禁じられている絶滅危惧種の植物の一つになっているため、入手が困難になっています。

アロマラントドイツでは、現在インド産ローズウッドを取り扱っておりますが、今後生産終了となる見通しです。

リナロールが多量に含まれ、バラのような豊かな香りがすることから人気も高いのですが、アロマテラピーにこの精油が使用されるようになったのは、比較的近年になってから。

抗菌作用もさることながらその香りの癒し効果も高く、一本持っていると大変重宝します。


さて、そんなローズウッドの代替品として今、ドイツで注目されているのがホーリーフ(Cinnamomum camphora)です。和名は芳樟。中国や台湾、日本でも栽培されています。クスノキ科の植物の葉の部分から抽出される精油で、注目されるべきはその主要芳香成分。ホーリーフには約90%のリナロールが含まれているため、香りも作用もローズウッドに似ているというわけです。アロマラントドイツのホーリーフは現在日本産となっております。

精神安定作用はもちろん、風邪やインフルエンザなどの感染症予防や免疫アップなどにも効果があります。ラヴェンサラやティートリーと併せて芳香浴や入浴にお勧めです。


ローズウッドがいつ取扱終了となるかはまだ未定ですが、今後の動きに注目しつつ、精油を使う私たち人間が植物を大切にしながら関わっていく、ということをもう一度意識したいと思います。



3. ドイツ訪問記㈬【ヴュルツブルクからウィーンまで】


さて、前回のヴュルツブルク滞在の後、社長の「せっかくだから」に甘えさせていただき、少し足を延ばしてウィーンに寄ってきました。


ヴュルツブルク中央駅(Wurzburg Hauptbahnhof)から高速鉄道ICE(インターシティ・エキスプレス)でウィーン中央駅へ約5時間の旅。2等車でも座席にゆとりがあり快適でした。

ヴュルツブルク中央駅は、思っていたよりも小さな駅で改札などもなかったため、日本でプリントアウトして持参したチケット控えを手に直接ホームへ。

ホームには、号車案内などがないため多少戸惑いましたが、無事に乗車。電車が動き出してから座席を探しました。すでにビールで賑やかに旅を楽しんでいるグループが何組か。ヨーロッパの長距離鉄道はこういった雰囲気が楽しいですね。

売店もありますが、コーヒーや軽食はワゴンで売りに来てくれます。

外の長閑な景色を見ながら、約5時間の鉄道の旅はあっという間に目的地に到着しました。


ウィーン中央駅はかつての南駅。2014年にオープンしたばかりとあって、とても近代的でお洒落な駅でした。そこを基点に地下鉄やバス、路面電車が走っています。駅自体が大きなショッピングモールにもなっているので、買い物にも便利そうです。

ここから、地下鉄に乗りウィーン中心地のホテルに向かいました。   (雪江)


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