【アロマラント通信20204月号】


INDEX

お知らせ:ご挨拶と商品入荷状況について

1.  アロマコラム:精油を使ったコロナ対策&手荒れの保護

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世の中の状況がここ数ヶ月で一気に変わってしまいました。緊急事態宣言を受け様々な業種が大きな影響を受けています。また、4月に新学期を迎えるはずだった児童・学生の皆さんも休校が相次ぎ学校に行けずにいます。当たり前の生活が当たり前でない状況になっていますが、こんな時だからこそ落ち着いて過ごしたいと思います。

アロマセラピーをはじめとする施術をメインに行っているサロンオーナーの皆さま、セラピストの方々も苦しい状況が続いていると思います。この経験したことのない未知の状況にみんなが不安になっています。コロナが落ち着いた時に素晴らしい施術が提供できるよう、周りの方の不安を軽くし癒すことができるよう、この時間を有意義なものにするよう前向きに過ごせたらいいなと思います。


私は、3月下旬から講座などについては全てオンラインに切り替えました。zoomを使っているのですが、それなりに快適に進めることができています。メールや書類のやり取りでももちろん事足りることは多いですが、直接会話をするなどのコミュニケーションがやはり大切だなと痛感しています。まずは今できることを・・・、もう少しのあいだ頑張りましょう。


【商品入荷状況】

国際便の欠航や減便などにより、国際小包など海外からの荷物が届きにくくなっています。49日以降海外の地域によっては一時停止をしているところもあり、ドイツは現時点でその中に含まれていないのですが近隣諸国は対象国となっているため影響がありそうです。

また、ドイツ・オーストリアにおける精油原料自体の輸送にも影響が少し出ているようです。アロマラントのイランイランにつきましては次の入荷の見通しが今のところつきません。日本国内での在庫がなくなった時点で欠品となります。オーストリアのセンソレオ・ヨフィール社のイランイランもございますのでよろしくお願いいたします。

状況も日々変わりますので、詳しい状況などはお気軽にお問い合わせください。


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1.     アロマコラム:精油を使ったコロナ対策&手荒れの保護

精油は様々な作用を持っていますが、その中に抗微生物作用があり抗菌、抗真菌、抗ウィルス作用などもこの中に含まれます。この作用は細菌や真菌、ウィルスなどの殺菌消毒や繁殖抑制などとして働きます。まずは、精油の抗菌活性を活かした使用方法について考えてみましょう。

 

精油を使った環境消毒:

方法としては、精油をしみ込ませたタオルやガーゼなどで拭く清拭(せいしき)と、ディフューザーや加湿器で精油を空気中に拡散させる方法(芳香浴)があります。清拭の際は、原液をしみ込ませるのではなく、水などに薄めたものをタオルやガーゼに含ませて使用します。 

芳香浴の方法で環境消毒をする場合はどうか?

ディフューザーなどで精油を拡散させると、部屋の中に芳香が漂って抗菌力を発揮しているように期待すると思います。しかし実際にはディフューザーから出てきたミスト中の精油濃度はとても微量なため、抗菌力を発揮するほどではありません。噴出口から出てきた直後の蒸気はまだ拡散前の精油を含むため抗菌力などがありますが、部屋中に広がっている芳香自体はあまり抗菌力は期待できません。なので部屋全体に対してはまず換気が一番。それから周りに置いてあるものなどを清拭するといいです。

消毒スプレーを自作

これは既に皆さんが実践していることだと思うのですが、アロマスプレーを作ってアトマイザーなどで持ち歩く!です。今回の状況でアトマイザーやスプレーボトルが本当に購入できなくなっていますが、それだけ手軽な除菌・抗ウィルスができるということでしょう。この時のアルコール濃度は、アロマミストとしてクラフトで作ってきたものより少し濃くします。70%アルコールで私は持ち歩いています。手を消毒する時に、またスマートフォンの清拭にも使えますし、とても便利です。

精油:ティートリー、カユプテ、ニアウリ 、マヌカ、ユーカリ(radiata&globlus)、ラヴィンツァラ、パルマローザ


手を洗うことが多いため保湿ケア

精油成分などはありませんので、基材に精油を希釈してクリームやオイル、ローションにして使います。敏感肌にも安心して使用できるホホバオイルは乾燥肌にもとても効果が高いのでおすすめです。また、シアバターにお好みの精油を1〜2%濃度ほどブレンドします。もちろん、ミツロウクリームなども水を弾いたり肌を保護する効果も高いためおすすめです。お肌の状態によって使い分けてみると良いでしょう。


アロマの本当の効果

アロマの効果は薬理作用を考えると本当に幅広く様々な効果がありますが、やはり香りを通した神経系への作用は大きいと思います。香りは、鼻から吸収されると嗅神経を通って大脳辺縁系に伝わります。そこから自律神経やホルモンなどに影響を与えます。


今、先行きが不透明でみんなが不安を抱えています。自分でできるケアとして、もちろんウィルスに感染しないように注意することや自粛することはもちろんですが、それとともに心の健康をしっかりとケアしていくことが必要です。

アロマセラピーは心に瞬時に作用します。香りで気持ちを整えて、イライラや不安をやわらげ免疫力を上げましょう。そのためにも自分がリラックスできる香り、ほっとできる香りなどを使うことも大切です。薬理作用的に有効なものと自分が好きな香りやその時の気分に合った香りを合わせて、クリームやアロマミストなどを作って使うことで、抗菌と免疫力効果、リラックス効果と様々な効果が得られます。

こんな時だからこそ、一つ一つの香りを嗅ぎながら自分に目を向けてみるのも良いと思います。

1日も早くこの状況が収束して、安心して暮らせる日常が戻ることを願っています。

皆さまもお出かけの際はくれぐれもお気をつけください。

Yukie

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